校務支援システム一覧
様々な校務支援システムをご紹介
校務支援システム一覧
様々な校務支援システムをご紹介
「内田洋行の校務支援システム」は、対象校に合わせた2つのシステムを提供しています。
1つが総合型校務支援システムである「デジタル校務」です。
そして、もう1つが中学・高校・一貫校向けシステムの「スコーレV3」です。
なお、「スコーレ」と「スコーレV3」は、別製品としてではなく、同じ校務支援システムの名称として扱うのが適切です。
公式ページでは製品名として「校務支援システム スコーレV3」と表記されていますが、導入事例などでは「スコーレ」と略して記載される場合があります。
対象校種については、内田洋行の校務支援システムページで「スコーレV3」は中学・高校・中高一貫校向けに開発された校務支援システムと説明されています。
一方、同じページ内で紹介されている「デジタル校務」は、小学校から中学校までの学籍・出欠・成績・保健などを一元管理するシステムとして説明されています。
そのため、小学校・中学校を中心とした自治体向けの校務支援では「デジタル校務」、中学校・高校・中高一貫校向けでは「スコーレV3」という形で、対象校種によって製品が使い分けられていると整理できます。
統合型校務支援システム「デジタル校務」は、 児童・生徒にまつわる情報を一元管理業務の軽減と効率化、教育の質の向上に貢献します。
児童や生徒にまつわるあらゆる情報を一元管理するシステムで、複数のシステム導入を不要とする効率的なシステム運用を目指しているようです。
学籍や出欠・成績などさまざまな情報を一元管理することができ、きめ細かい指導をサポートしてくれます。他にもワンクリック入力やエクセルを用いた簡単操作による分かりやすい操作性、オリジナルの帳票作成など、ICTツールに不慣れな方でも使いやすい機能が備わっています。さらには、教職員の勤怠管理機能も付いているため、幅広いサポートをします。

ジョー先生
教育現場では、効率をよくするためのデジタル化なのに、その使い方に時間をとられてしまう先生も少なくありません。そんな人でも使いやすいシステムであれば、当然人気も高まりますよね。選定する際の重要ポイントです。
中学・高校・一貫校向けのシステムであるスコーレV3では、基本的な生徒の情報を管理できる「個人情報管理」をはじめ、試験の成績が見られる「成績管理」機能もあります。さらに「出欠管理」機能や調査書や成績証明書などの「証明書管理」機能、「年度処理」「システムメンテナンス」といった機能があらかじめ備わっています。
また、オプションとして「進路管理」「事務管理」「保険管理」「時間割管理」「入試管理」なども利用することもできます。それによって、それぞれの学校のニーズに合わせた一部カスタマイズも実現できます。
内田洋行の公式サイトでは、システムの機能・特長については詳しく説明されていますが、 現在の標準的な販売価格や料金プランは公開されていません。
価格については、基本的に お問い合わせベース(見積もり) として扱われているものと思われます。
校務支援システムの実態を調べるために、校務支援システムを利用したことのある実際の学校の先生600人に対してオリジナルの調査を実施しました。
【調査の概要】調査時期:2024年3月調査方法:インターネット調査対象人数:600人調査対象者:全国18歳〜69歳校務支援システムを使ったことがある学校の教員(ICT担当・経営層含む)調査対象校務支援システム:57システム
今回の『内田洋行の校務支援システム』については30人の利用者のデータをもとに記事を書いています。
内田洋行の校務支援システムの利用率は調査対象の校務支援システムの中では高く、3.8%の利用率で第5位となりました。

ジョー先生
内田洋行は、学校の事務室に必ずと言っていいほど教材等のカタログが置いてあります。利用率の高さには、知名度が大きくかかわっているかもしれませんね。
その他のイメージ項目を集計すると、全イメージ項目の中で内田洋行の校務支援システムで最も高かったのは「使いやすい」というイメージでした。このスコア自体は57システムの中で8番目であり、全体としても高いものでした。
現役教員の方々の直接のレビューを見ると、日々の仕事に欠かせないシステムであるという声がよせられています。

入力システムがわかりやすい。
高知県 43歳 公立高校教員・ICT担当

学校の仕事を一つにしてくれている。
兵庫県 34歳 公立小学校教員・ICT担当

課題提出の管理がしやすい。
埼玉県 38歳 公立小学校教員

いろいろ多岐にわたって使える。
静岡県 46歳 公立小学校教員
いいレビューを分析すると、出欠席の記録が通知表と連携していること、成績処理の際に自動計算できる使いやすさを評価する声がありました。

出席などがあゆみと連携している。
兵庫県 34歳 公立小学校教員・ICT担当

成績が自動計算できる。
静岡県 46歳 公立小学校教員

ジョー先生
こういった機能は、今やほとんどの校務システムに備わってきています。だからこそ、使いやすさや分かりやすさ、手間のかからないシステムかどうかが重要になりますね。
内田洋行は、東京都荒川区においてGIGAスクール構想第2期の一環として、教育ICT基盤を大幅に刷新するプロジェクトを推進しています。
2024年10月30日に発表されたプレスリリースによれば、このプロジェクトでは児童生徒に1人1台のPC(Chromebook)を配布するとともに、教職員が自分の端末1つで校務系・学習系の両環境を安全に利用できる仕組みを整えることを目指しています。
学習系には Google Workspace for Education を、校務系には Microsoft 365 Education A5 と Azure Virtual Desktop を組み合わせることで、異なるOS環境を仮想化技術を通じて一台のPC上で切り替えて利用できるようにしています。
このハイブリッド設計により、教職員は効率的に業務と授業の両方を行える環境が調います。
セキュリティ面では、多要素認証(MFA)や端末認証「サイバートラスト デバイス ID」を導入し、教育情報セキュリティポリシーガイドラインに準拠した対策を徹底しています。
不正アクセスや情報漏洩リスクを低減し、安全性を確保する体制が整えられました。
通信インフラにおいては、幹線回線の10ギガ対応やネットワーク機器の更新が実施され、動画教材やクラウドサービス利用時の遅延を抑制します。
「学習eポータル L-Gate」には端末台帳管理機能が新たに追加され、端末の稼働状況や貸出・修理履歴を可視化できるようになりました。
教職員の端末管理業務が効率化されています。
これらの取り組みは、教職員の働き方改革と児童生徒の学びの質向上を同時に実現することを目的としており、自治体とベンダーが協働して新しい教育ICTモデルを築く先進的な事例といえます。
出典
校務支援システム「デジタル校務」は、児童・生徒に関する多様な情報を一元的に管理できる統合型システムです。
学籍、出欠、成績、健康、生活などの情報を横断的に連携させ、9年間にわたる「個人カルテ」として蓄積することで、教職員による継続的な指導や早期の問題発見を支援します。
操作性にも優れており、直感的なインターフェースによって教職員が容易にデータ入力や帳票作成を行える設計です。
ExcelやWord形式での出力にも対応しており、既存業務との親和性も高く、業務の効率化と負担軽減に大きく貢献します。
導入先の学校では、複数の校務システムを統合し、分散していた校務情報の集約と働き方改革の推進に役立てられています。
こうした多機能性と利便性、そして高い安全性により、「デジタル校務」は学校の働き方を支えるシステムの1つといえそうです。