校務支援システム一覧
様々な校務支援システムをご紹介
校務支援システム一覧
様々な校務支援システムをご紹介
『Clarinet校務』は株式会社サイバーリンクスが提供する校務支援システムです。
株式会社サイバーリンクスは、和歌山県に本社をもつ1964年に設立された企業です。
同社は、「LINK Smart~もたず、つながる時代へ~」をブランドコンセプトとして定めており、「シェアクラウド(共同利用型クラウド)」による安心、安全、低価格で高品質かつ高機能なクラウドサービスを提案し、業界全体のDXの推進を目指している企業のようです。
地域の情報化を通じて、皆が便利で快適な生活ができる地域づくり、安全・安心に暮らせるまちづくりをサポートしています。
主に和歌山県内の自治体向けに防災無線システムをはじめとする通信システムの施工・保守、行政情報システム等の導入、保守・運用サービスを提供しております。
また、小中学校向け校務支援クラウドサービスや医療機関間の医療情報連携クラウドサービス、診療所向けクラウドレセプトサービスを提供しております。
その他、情報通信機器等の修理、保守サービスなど様々なサービスを提供しております。
公式WEBサイトhttps://www.cyber-l.co.jp/corporate/business/より

ジョー先生
クラウドサービスに長けた企業のようで、セキュリティや各種機能面での信頼性が高そうですね。校務支援システムとしては実際、どのような特徴があるのか、気になりますね。
「Clarinet校務」は小・中学校向けの校務支援システムです。学校のさまざまな業務の効率化を実現し、先生たちが児童生徒にじっくりと向き合うことのできる環境づくりをサポートをしてくれます。Clarinet校務を利用することで、校内の情報共有、学校と教育委員会間の情報共有、各種サービス間での情報共有などを行うことができます。
また、成績処理業務の効率化などを図ることもできます。
校務システム「Clarinet校務」は、学籍・指導情報を一元管理し、成績処理業務など校務の標準化・簡便化を実現。情報共有や効率化で「校務の負担軽減と、児童生徒に先生全員で向き合える環境づくり」をサポートいたします。
公式WEBサイトhttps://pp.cyber-l.co.jp/education/clarinet/より

ジョー先生
一般的な校務支援システムの基本機能を備えているようで、実用十分必要十分なシステムと言えそうですね。公式ホームページからは、『ここがウリ!』というポイントが見つからなかったので、情報がほしいですね。
成績管理、進路調査書などの進路情報管理、通知表や出欠、身体測定データの管理、保健・健康管理、指導要録管理、学力調査管理など、情報を効率的に管理することで、情報の共有と校務の負担軽減に役立ちます。
また、学校情報管理や就学・転入出データなどの就学管理、出欠管理、学籍管理、週案・時数管理、教職員管理など、学校と教育委員会間で情報を共有することで、円滑な学校運営を可能にします。
これらの機能はアクセス権限の設定ができるほか、開発・更新、ヘルプデスク、データセンターの運用までサポートをしてくれます。アクセス権限の設定は、情報漏洩を防ぐ上で重要なシステムです。
株式会社サイバーリンクスでは、もう1つのサービスに「ぐるりんメール」というものがあります。これは学校と保護者をつなぐことができるサービスです。学校から知らせたいことが一斉に保護者にメール送信できるようになっています。
数年前まで使用されていた連絡網は、個人情報の関係から廃止している学校も多く、緊急の場合、連絡は各家庭に一件ずつ電話をするという、先生や保護者にとって負担の大きいものでした。
ぐるりんメールは、急な行事の変更や翌日の持ち物の確認、連絡忘れなどに対応できます。また、台風などの場合の臨時休校連絡にも役立ちます。
送信先は条件を指定することで、学校全体や学年、クラスごとの配信が可能です。また、定型文の登録もできるので都度入力をする手間を省くことができ、使い勝手のよいツールとなっています。
他には、保護者のメール開封状況の確認やアンケートなどにも使用できます。定期的なアンケートは学校のよりよい運営に生かすことができるとともに、児童生徒の生活の向上にもつながります。また、開封状況を確認することができ、保護者へ連絡が行き渡っているかどうかを確実に把握することができます。

ジョー先生
機能的には十分に揃っています。これらの使い勝手はどうなのか。実際に使用された方々の声を参考にしていきましょう。
校務支援システムの実態を調べるために、校務支援システムを利用したことのある実際の学校の先生600人に対してオリジナルの調査を実施しました。
【調査の概要】調査時期:2024年3月調査方法:インターネット調査対象人数:600人調査対象者:全国18歳〜69歳校務支援システムを使ったことがある学校の教員(ICT担当・経営層含む)調査対象校務支援システム:57システム
今回の『Clarinet校務』については13人の利用者のデータをもとに記事を書いています。
Clarinet校務の利用率は1.0%の利用率でした。公式サイトでは、導入事例の紹介がありませんでしたので、実際に利用者の反応としてはどのようなものになっているのか。
次の項目から、調査結果をまとめていきます。
統一満足度調査では満足度は80.0%でした。
これは、比較的高い満足度といえます。さらなる改善・アップデートによってさらに満足度が高まっていくことに期待したいですね。
今後も使いたいという利用意向は80.0%という結果でした。
今後導入する学校や使用する現場の教職員からすると、利用意向は重要な指標なので参考にしていきたいですね。
その他のイメージ項目を集計すると、全イメージ項目の中でClarinet校務で最も高かったのは「安心・信頼できる」というイメージでした。
現役教員の方々の直接のレビューを見ると、学校業務の作業効率化に貢献し、セキュリティ面でも安心感があるというポジティブな声が寄せられています。

成績処理が楽になった。
和歌山県 66歳 公立中学校

セキュリティがしっかりしているところ。
和歌山県 26歳 公立小学校・ICT担当

ジョー先生
自治体に指定されて使っているという利用者もいましたが、セキュリティ面での信頼度の高さは教育委員会にとって非常に重要な判断材料になります。校務支援システムを選ぶ上で、セキュリティについて議論することは欠かせません。迷ったときには、その点に目を向けて判断していくことも視野に入れておきたいですね。
2025年時点で本システムにはいくつかの重要なアップデートと進展がみられます。
まず、クラウド対応の強化が挙げられます。
Clarinet校務はサーバー設置が不要なクラウドサービスとして提供されており、オンプレミス型システムにありがちな煩雑なバージョンアップ作業や高額な更新費用は発生しません。
ベンダー側で継続的なアップデートが行われるため、常に最新の機能や法制度に準拠した環境が提供されるのが特徴です。
特に「共有クラウド(シェアクラウド)」型の提供モデルにより、全国の導入自治体が共同利用の形で導入でき、コストを抑えつつも高水準のシステムを享受できる点が評価されています。
導入実績の拡大も注目すべきポイントです。
Clarinet校務は2025年時点で多くの自治体に導入されており、和歌山県では県内すべての自治体が共同利用する形で導入を実現しました。
政令指定都市の神戸市では、小学校165校・中学校81校(導入当時)に導入され、成績処理や指導要録の電子化を含む校務デジタル化が進んでいます。
こうした大規模導入例に加えて、中核市やその他の自治体でも導入が広がっており、Clarinet校務の利用範囲は全国規模に拡大中です。
共同調達やクラウド活用による負担軽減も後押しし、今後もさらなる導入増が見込まれます。
参照サイト:ppp-education-dx.jpf、inance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp、finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp、pp.cyber-l.co.jp
Clarinet校務は、成績処理や学籍管理、出欠管理、保健情報の管理など、学校で日常的に扱う校務情報を一元的に管理できる校務支援システムです。
学校内や教育委員会との情報共有をしやすくし、セキュリティ面にも配慮しながら、校務の効率化を支える点が特徴です。
一方で、校務支援システムは導入するだけで効果が出るものではありません。
導入前には、どの業務を効率化したいのか、既存の運用をどのように見直すのか、教職員が無理なく使い続けられる体制をどう整えるのかを明確にしておく必要があります。
また、今後の校務支援システムの導入・更新では、自治体ごとの個別導入だけでなく、都道府県単位での共同調達・共同利用という視点も重要になります。
文部科学省は、次世代校務DXの推進に向けて、都道府県教育委員会の主導の下で、クラウド型校務支援システムなどを共同調達・共同利用することを推進しています。
そのため、Clarinet校務を検討する際には、機能や操作性、セキュリティだけでなく、自治体全体の校務DX方針や、共同調達・共同利用の流れに対応しやすいかという観点も大切です。
導入後の運用体制まで見通した上で検討することで、校務負担の軽減と持続的な教育DXにつなげやすくなるでしょう。